ドリーム小説





いつもより、少し違う日常へ。






Dot Candy*












目が覚めると、目の前に双子の姉、が居た。





「・・・・・・・!!」

「あ、起きた?」


びっくりした!!


めっちゃビビった!!

心臓止まるかと思ったし!!

いや、ソレは無いな・・・・・。

心臓止まったら私死ぬって。





と、私は布団の中で自問自答(?)する。

そんな私を、一瞬凄い冷たい目で見て、はニッコリ笑った。

ねぇ、その切り替えの早さが怖いんですけど。



と、思ったけどが怖くて口には出さず。

ゆっくりと布団から起き上がった。






、あんたエライわ!!!!」

「うおっ?!」




起き上がったのに、再び布団へ逆戻り。


いきなり、が抱きついてきたから、その体重の重さ勢いで・・・・・・。





「イキナリ抱きついてこないでよっ!!!」

、あんたマジで偉い!!さすが私の片割れね!!」

「(え、軽くシカト?)・・・・・何が偉いのさ?」



「我が愛しの恋次を召喚したことよ!!!」

・・・・・え?


わ、ワンモアプリーズ?



恋 次 を 召 喚 し た こ と ?



って事は・・・・・・・・・・・




「成功してたのォォォォォォォォォ?!」

、うるさい。しばくよ?」 「ごめんなさい。」





身の危険を感じて即答で謝る。

だって怖いんだもん!!



「てか、さっさと退いて!」

「あら、ごめんなさい」


いつまでも私の上に載っていたをどけて、再び起き上がる。


そして、体を伸ばす。


「んで、召喚した人たちは?」

「んと、お母さんが相手してる。」

「お母さんか・・・・・」


の話によると、こっちに来たのは 檜佐木修兵・日番谷冬獅郎・阿散井恋次・松本乱菊・市丸ギン・斑目一角・黒崎一護

(私の嫌いな)綾瀬川弓親・山田花太郎きゅん(死)・雛森桃の計10人らしい。


紙に書いた人全員来てくれた・・・・!!!




あ〜、でもルキア呼びたかったなぁ。


と、思うけど実際ルキアを呼んだら駄目な理由があるから、呼べない。



、朽木妹を呼ばなかったことが、最も偉いわ」




ルキアを呼びたかったのに、呼べない理由。



それは、今ココで悪魔の微笑みを浮かべている双子の姉のせい。





の発言の端々で分かるように、は大の恋次ラヴァー。

けれど、恋次は分かりやすいほどにルキアを大事にしてる。


= ルキアは恋敵!!



って方式がの中では成り立っているらしい。




私にとって、意味不明


だって私は、修兵さん&シロちゃんと仲良い乱菊さんを嫌いなわけじゃないし(寧ろ好きだァァァァァ)

シロちゃんと仲の良い(ちょっと藍染中毒な)雛森ちゃんが嫌いじゃないし、一護ラブな織姫ちゃんを嫌いにはなれない。


てゆーか、女の子キャラ大好き★(あ、そっち系ではないよ?)


なのに、は美人&変キャラなルキアを嫌い。


マジで意味不明。理解不能。






、何か失礼なこと考えてる?」

「うぇっ?!い、いやいやいや!!そんな事は、ミジンコほどにもないよ??!」


ギロリとコチラを睨んでくる


怖いですお姉さん。




「まぁ、いいわ。」

「(よかった・・・)」

「あっ!!忘れてたわ。」

「え?何?」




「BLEACHキャラがこっち来て、私たちの設定が変わったみたいだから、教えてあげる。」




設定?


え、何ソレ!!




「えっとね・・・・・」


と、は紙をポケットから取り出して読み始める。



「てか、私たちに設定なんかあったの?」

「(ムシ)まず、アンタの設定からね。


 、高校一年生。性別は女。

 気さくな性格で、周囲の人気者。スポーツ万能で、国語が大得意。

 けれど、それ以外の勉強が出来ないのが玉に傷。

 容姿は、美人というより可愛い。

 
 学校で1,2を争う美少女。

 ・・・・・・・・らしいわよ。」
 
 

なんじゃそりゃ

てか、今さりげなく無視した?


「何か、ありえない設定ですね〜・・・・美少女とか美少女とか美少女とか・・・・・」

「ドリーム的設定では当たり前じゃない。」


いま、さらっと言ってはいけないことを言ったね・・・・・。



「それから、私の設定ね。


 、高校一年生。性別女。

 毒舌で、腹黒な性格で、学校の女王的存在。体力を使うのが嫌いで、運動など無駄な事はしない。

 (でも、自分に有益なことだったらいくらでも体力を使う。)

 けれど、勉強は出来て、学校一の秀才。先生も一目置いてるだとかなんとか・・・・。

 容姿はとは正反対に美人。

 
 学校で、と1,2を争う美少女。


 だって。てゆーか、私は腹黒でも毒舌でもないわよ。まぁ、体力を使うのは嫌いだけど・・・」



いや、メチャクチャ合ってるじゃん。

寧ろ、そのまま?



「・・・・・次に、家の設定。

 家は、代々続いている財閥で、世界各国に支社を持っている御家。

 今、私たちが住んでいるのは、財閥の所有マンションの最上階で、下の部屋は全て空き部屋らしいわよ。」




なんじゃそりゃパート2


この設定無理やりすぎねぇ?





「それから、私たちの通ってる学校は、私立のボンボンが通う学校に明日から転入だってさ。」



もう、なんでもアリなんだね・・・・・・。



紙をポケットに握りつぶして入れるを見ながら、私は肩をがっくりと落とす。




「んじゃぁね。」

「あ、ちょいまって!!」


部屋から出て行こうとするを引き止めた。


「何?」

「えっと、誰が私をココまで運んだの?」


それは、ずっと気になってた事。

だって、お母さんとが私を運ぶわけ無いじゃん!!


「ふふふふふふ腐。聞いて驚かないでよ?」

「う、うん。(てか、今の笑いかた漢字変換可笑しくなかった?)」






「黒崎のイチゴ君が、お姫様だっこ★でココまで運んでくれたのよ〜♪」




生きててよかった!!